愛し君に哀を捧ぐ


僕が君を愛したことを
君はきっと忘れるだろう
だけど僕は忘れはしない
胸に、腕に深く刻まれた傷を辿りながら
何度も自分を傷つけながら
君を忘れることはないだろう
そんな僕を笑えばいい
そんな僕を貶せばいい
それでも僕はかまわない
君を愛し続けたことを
忘られぬ弱きは
他ならぬ僕なのだから