どれだけ君の存在に支えられていたか、わからない。



 君の笑顔が好きだった。


 君の優しさが好きだった。



 君は知らないだろうけど、ずっと、見ていた。


 いつもいつも、君の姿を見れることが、幸せだった。


 幸せそうな君を見ていることが、幸せだった。


 ただ、それだけでよかった。


 君の存在そのものが、好きだった。



 君が微笑む瞬間に想ったその気持ちを、私はきっと忘れない。



 温かかった。


 すべてが明るく見えた。



 私は、何かを与えられたわけじゃなかったけれど。


 どんな時も


 君のことを見ていたよ。



 できるなら


 これから先、君が幸せでありますよう。


 これからも、優しくありますよう。



 私は、君がくれた光を道標に、歩いてゆけるから。




 じゃあね。



 さよなら。





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