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左手に握った手紙の文字は
雨でにじんで読めないけれど
それでももう前には進めないってことは
見なくたってわかっていた


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決して交わることのない道を
それぞれに歩いていきましょう
もう 振り返ってもお互いの姿が見えないように


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心の中の闇を
その心につもった悲しみを

消してやりたい
少しでもいいから


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逃げていたのは怖かったから
君自身の手で砕かれるのを見たくはなかった

どうか 去ってしまわないで


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曖昧なものの結論をどうやって出せというの?

結論が出ないから曖昧なのに


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あたしはまだ あの人にさよならを言っていない


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どこまでも続く平行線
時々曲がってしまおうかと思う

君のいない方へ


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もう一度、私を受け止めてくれますか

一瞬でいいから、受け入れてくれますか


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私は強くなっていたと思っていたけれど
弱くなっていたらしい

せめて変わらなければよかったのにな


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今すぐにでも君に会いたい

君の近くに行くのが怖い


先に行くのは望みか怖れか


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