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No,01-20

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No,19/またしても


今 聞かなければ
もう一生知ることはできないとわかっていた

それでも私はその道を選んだ

もしかしたら 心のどこかで
そんなことはないと思っていたのかもしれない

けれど 私は選んだ

それはきっと私の強がりで

そして 私は逃げていた


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No,15/No title


「頑張る」ことはとても大変で

だから すぐに逃げ出してしまいたくなる


私に少しだけ幸せをください

そうしたらきっと また頑張ることができるから


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No,14/No title


悲しいことが ありました


その想いは まっすぐすぎて

その悲しみは あまりにも強くて

その空気に触れただけで 私にも伝わってくるのです


その空間は 小さく震えていて...


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No,12/夏の雨


小さな夏の終わり
頬に一つ滴が落ちた
薄明るい陽光ひかりの中
暖かい夏の雨

私に打ち付ける雨は嫌い
冷たくて
泣いても良いと言われているみたいだから
だれかがそう言っていた
今 その冷たいものたちが
私を包み込んでいく

見えない物を求めて
知らない感情きもちにあこがれて
暖かい夏の雨
それにさえ手を伸ばす


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昔に書いたものです。
さほど前ではないけども。


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No,11/No title


泣きたい

心の底から叫びたい

尽きてしまうくらいの涙を流したい


けれどそれは無理だとわかっている

泣きたくない という意地と

どうにもならない悲しさと



だから せめて

お願い


泣きたい


そう言わせておいて


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